OLD FOLK HOUSE
まるで古民家のような建物つくり
伝統工法について
まるで古民家のような建物つくり
伝統工法について
かんちゃんの家の枝付きヒノキ柱:一本の長い丸柱に見えるが左記のような仕口で二本に分けたものを一本に見えるように繋げられた山から傷をつけずに丸太を下ろし、皮を綺麗に剥ぎ整えるのは簡単ではない。
※基本的には、在来工法で建てることが多いのですが、木との出会い等色々な条件が揃った時に、伝統工法のお家をさせていただいています。
古き良き時代の大工技術は、
稀にはなってきていますが
まだ失われていません
地震に強く地震を経ても
尚何百年と現存する徳島の気候風土にあった建物を建てられてみませんか?
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山の木を大切に木と
木の良さを活かしながら、
金物で木を傷めずに作る伝統工法の技術は、
見るものを魅了する美しい仕事として永い時間建物に命を与えます。
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居心地のよさと、
過ごしやすさをシンプルに整えていき、
必要な設備を必要な分だけトッピングする
『時代を経ても尚、
永く飽きずに過ごせる住まい』を提案しています。
※下記仕口写真:キウチ建築 木内繁一棟梁、お弟子さんの岩崎君
(大工5年目にかんちゃんの家の全てに墨付けしました)
丸太の背中を割り、きれいに割れるように栓を指す左は杉、右はヒノキ枝付きは比較的ヒノキが美しい
出来上がった建物の内観
柱と梁のつなぎ部分に金物が見える部分がないのは、丁寧に匠が木と木だけで繋いだ仕口と継手のおかげです。込み栓は構造材同士を引付ける為に、真っすぐでなく湾曲して指されているので、簡単に抜けず破損しない限り取れることはないと思われます。緩めるところと締めるところと日本の季節に合わせて調整できるのも、木の伸縮膨張を調整する力によるものだと思っています。
木内 繁一棟梁のお仕事
かんちゃんの家 伝統工法の仕口と継手
長尺材(3.4mで切らずに建物の端から端まで届く長い梁)を森から頂ける手配になったので、渡り顎工法を採用し、縦横を交差しながら継手のないお家を作りました。
通常の在来工法と違い、長いスパン梁があるのと、梁同士の交差による柱位置の検討がしたかったので、模型を作りました。
この模型のおかげで、力のかかる重要な柱を大工さんと相談しながら、力の流れを見ながら設置できた事は、現場の墨付けにも役に立つ事となり、美しい軸組を完成させることができました。
寄棟部分の隅木の納まり化粧部分なので、内側の面戸は内側から隙間が空かないように加工して上から落としています。
柱上部隅木納まりにしっかり木と木で締まるように地獄くさびで留めています。
渡り顎工法
工法と共に、これだけの長尺材が揃うことが壮観です。 全て大梁に1寸込み栓加工しています。込み栓位置がセンターでないのは、浮き上がりを抑え、狂いを調整するために今回はボルトで締めました。 直下型の地震対策の一つだと思っています。大張の欠損は1/3以下、今回は小さな梁に合わせているので、1/4になっていると思います。 家全体を貫で覆いました。建前時に貫を入れながら建て方していくので、手間はかかりましたが、立ち上がった時の全体の軸組が強固な感じに出来上がっています。
伝統工法の現場を支える匠達
キウチ建築関係者の皆さん
Coming soon
片山さん
南さん
片山さん
竹岡義和さん
中倉さん
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吉永さん